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【2019年最新版】出会い系に1年半ハマった僕の話【体験談】

様々な出会い系サイト、アプリに約1年半お世話になった僕が、「出会い系って実際出会えるの?どうなの?」という話や、「出会い系に攻略法はあるのか」といった戦略の考察にも少し触れつつ、「出会い系を利用して、どういう過程を経て自分がどう変わったのか、そしてなぜ僕が出会い系をやめたのか」というちょっと内側に踏み込んだところまで、ダラダラと書き綴っていきたいと思います。

基本的に自分語りなので、あまり客観性は伴ってないと思います。

結構性的だったり、生々しい話も出てくるので、苦手な方は注意してくださいね。素直に当時感じたまま、思っていたままを書いているので、読んで不快になった方はごめんなさい。

 

1.出会い系サイトって実際……

出会い系やってたよ、という話を飲み会やネットですると、「出会い系って実際出会えるの?サクラ多い?」みたいな事を当然聞かれ、勿論そう聞いて欲しいから言ってるんですが、結果だけいうと約1年半で50人以上の異性と出会い、約30人とキス以上の関係を持ちました。

これが出会い系利用者にとって多いか少ないかはあまり周りに比較対象が居ないので何とも言い難いのですが、一般男性よりは多いはずです。え、多いですよね?

 

2.僕のスペック

身長165cm、体重50代前半、顔面は「高校時代の担任に似てる」とよく言われる20代です。(父からは「YouTubeのおすすめにやたら表示されるメガネかけたうざい奴に似てる」と言われます)

彼女は今まで5人ほどいて、童貞卒業したのは3年前です。まともに告白された経験は一度もないです。(sex後に付き合って欲しいと言われたことは何度かあります。)

 

3.僕が出会い系にハマるまで

出会い系に出会ったのは悪い友人からのススメでした。こう書くとドラッグみたいですね、中毒性があるし、あながち間違ってないんですけど。

その知り合いは、性犯罪者と殺人犯を足して割らなかったような、クトゥルフ神話に出てきそうな名状しがたき邪悪な見た目をしているのですが、何故か女性を食いまくってるという噂があり、実際に話を聞いた所、とある出会い系アプリを使っているということで、それを紹介してもらいました。

そのアプリは、本格的な課金制の出会い系とは違い、当時流行っていたid掲示板系のものでした。

少し余談を挟むと、メールやチャット課金制の出会い系と比べ、id掲示板は圧倒的にサクラが少なく(広告収入で運営しているためサクラを雇う必要がなかった)、またサクラにひっかかっても全く害がない(アプリの勧誘か詐欺サイトの勧誘なので簡単に見破れる)上に、女性側からしても手軽に登録する事が出来たため、他サイトやアプリより圧倒的に出会いやすかったのです(現在はチャットアプリ側がid検索に制限をかけるなどで対策を行ったため利用者は激減し衰退)。

幸か不幸か、そのアプリを教えてもらった当時僕はちょうど自動車免許合宿にいっていて、夜他にする事もなかったので、軽い気持ちで手を出したのが始まりでした。

はじめ、友人からは様々なアドバイスを貰いましたが、結論はシンプルに「数打ちゃ当たる」だったので、住んでいる場所が近く、多少でも好みの顔ならチャットを送るを繰り返していました。

ちなみに、最初に送る文章は「◯歳だよ、よかったら絡んでー」を定型文にしており、これは相手によって多少アレンジを加えながらも、出会い系を辞める時までほとんど変える事はありませんでした。

軽い気持ちで始めた出会い系、まさかそんな簡単にヒットするわけもなし、気長に…と思っていた矢先、複数の女性から返信があり、僕は思わずクトゥルフの神に祈りを捧げました。アーメン。

アドバイスを受けながら、必死に相手の会話を拾っては広げ、広げては新しい話題を投げることを繰り返す内に、その中のとある女の子と親しくなり、平均10行のチャットを途切れることなく、しかもお互いに話題を作りながらやり取りできるようになりました。

女性の好感度を見極める際に、「相手からの話題提供があるか」はとても役に立つ指標だと思います。特に出会い系を使う女性は、とある理由で特に受け身な人がとても多いので…。

このころの僕は、チャットを通じた仮想恋愛が目的の、いわば健全な出会い系を楽しんでいました。(出会い系自体が健全かどうかは置いておいて)

しかし、相手への好感度が上がれば当然「会いたくなり」ますし、向こうも会う事に多少の抵抗があるものの、どうやら好意を抱いてくれていたようで、僕の誘いを受けてくれました。

次の土曜日に会う事が決まったその夜、邪神こと友人に、実際に会った際どうしたらいいか、アドバイスを請うと「カラオケでH」というシンプルでありがたい啓示を承りました。邪神マジ邪神。

しかし、当時の僕は童貞を卒業してまもないピュアボーイ、当然そういった期待はあるものの、果たしてそう簡単に上手くいくのかといった不安も大いに持っていました。そしてもう一つ、大きな不安が。そう、写真詐欺です。

僕もその女性も、お互いはじめの内に写真交換はしていたものの、彼女はプリクラ、僕は最大限盛れてる写メだったので、実態とはかけ離れていました。

彼女は果たして本当に「彼女」なのか、彼女は僕を見て逃げ出したりしないだろうか、当日もしものためにお腹の中にジャンプを入れていったほうがいいか、など様々な不安を抱えながら当日を迎えます。

出会い系において、最終的な成果は7〜8割、実際会った時の第一印象が決めると個人的には思っています。

チャットではとても好意的だったのに、会った瞬間いきなり態度が180度変わった女性もいましたし、急に予定を思い出して帰られたことも何度かあります。

ただしイケメンに限る、とは言いませんが、かといって誰でも入れ食いではない事は間違いありません、しかし諦めなければ、それこそ無貌の神の言う通り、「数打てば当たる」のもまた然りです。

さて、当日、駅で彼女を待っている僕の心臓は高鳴りすぎて弾け飛びそうでした。あんなにドキドキしたのは中学生時代に初めてワンクリック詐欺に引っかかり、請求が来ていないか毎日ポストを確認していた時以来でしょうか。

それとも実家に帰ったら何故か部屋の机の上に、隠していたはずのポエムノート(全8巻)が積み上げられていた時以来でしょうか。

「ついたよ〜◯◯にいる」というチャットが来て、辺りを見渡すとそれらしい女性は目についたのですが、いまいち確信が持てません。

なんどもその周りをウロウロ回りながら必死にアピールし、ようやく向こうに気づいてもらいました。ほんますいません。

そして、初めて見る実物の彼女は、なんと、

ボストロールがあらわれた!

ということもなく、むしろ予想していたより幾分可愛い女の子でした。ユゴスに奇異なるよろこびをもたらすものに圧倒的感謝。

そうして始まったデートは、今思い返すと、とても初々しいものでした。ご飯を食べて、服を見て、しばらく談笑しながら街を歩き回る、普通のデートでした。

ちなみにこの時、どうやってこの後カラオケに誘うかで頭がいっぱいで話の内容は全く覚えてません、あしからず。

そして、唐突に、機は来ました。彼女が「少し疲れたかも…」と言ってきたのです。

この機会を逃すわけにはいかない僕は最大限平静を装って、「じゃー、休憩するついでにカラオケでも行く?」と提案しました。

彼女は少し困ったような、迷ってあるようなそぶりを見せていましたが、こうなったらここまで築き上げた信頼を担保にゴリ押しです。

「寝てていいから」
「俺が歌うの聞いといて」
「最近カラオケ行ってないから行きたいんだよなー」

承諾を得るまで、ありとあらゆる言葉を投げかけ、乱れ打ち、

「うん、いいよ。」

遂にその言葉が彼女から発せられた時、その時から僕と出会い系の長い付き合いが始まり、その中で何かを得ながら、また何かを失っていったのでした。

4.それから

カラオケでの3時間の内、最初の1時間は特に何事もなく終わりました。というより、ビビって何もできませんでした。

一歩間違えれば犯罪になりうる可能性もあり、またせっかく積み上げた好感度を崩したくないという思いもあり、踏み出す勇気が出ない。何度も頭の中でシミュレーションしたはずの状況なのに、まったく何もできません。

「頭の中ではできるのに、実際に行うのは難しい」という、この教訓は、後々、出会い系のみならず、今いる海外の地でも生きることになるのですが、とにかくこの時は不甲斐ない自分への嫌悪感でいっぱいでした。

しかし、トイレに行くという名目で、頭を冷やしに出た僕は、そこである発想に行き着きます。

それは、「彼氏なら何をしても良い」というもので、この(当時の自分にとっての)悪魔的な発想は、またたく間に頭の中の大部分を占領し、僕の平穏の拠り所となりました。
幸い、チャットと、実際に会った時のやり取りからこちらに少なからず好意を持っていることは勘付いていたので、それを行動を起こすのは簡単でした。嘘です、全く簡単じゃありませんでした。

告白すると意気込んで戻るも、ヘタレなので中々言い出せず、何故かじりじりと女の子の方に近づいていくというエクソシストもびっくりの奇妙な動きをしつつ(後にその子にあれは本当に気持ち悪かったと言われました)、10分ほど挙動不審になった後声をうわずらせながらなんとか「好きです」と伝え、ついでに勢いに任せて、どさくさ紛れにキスまでしました。

それまで積み重ねていた好感度のおかげか、はたまたエクソシスト的な動きが良かったのかは定かではありませんが、無事OKを貰うことができ、そのまま抱きしめて、長い間キスをしていました。ついでに胸も触ってみたりしましたがまだ早いと止められました。ごもっとも。

こうして、初めての出会い系は、カラオケエッチマンになることこそ叶いませんでしたが、可愛い彼女ができ、帰りにチュープリも撮ったりして、近い将来のHも確定しており、良いことづくめで人生チョロいなって感じでした。

あ、ちなみにその子にはその後2週間で振られました、デートの日に肺炎になってドタキャンしたらそのまま連絡が途絶えて終わり。

しかし、出会い系という神のツールを得た僕にダメージはなく(ちょっと泣きました)、新たな出会いを求め出会い系沼にズブズブと足を踏み入れていったのでした。

 

5.出会い系のススメ

僕の昔語りは一旦この辺りで留めておくとして、次の主題である、「出会い系の攻略法・戦略」に焦点を合わせて書いていこうと思います。

僕は、出会い系は恋愛ゲームだと思っています。では、そのゲームの攻略法はあるのでしょうか?結論から述べると、明確な攻略法、すなわち誰でも、100パーセント成功する方法はないと思っています。

というのも、1年半、ひたすら成功した事例を分析、パターン化し戦略を立てそれを実践することに努めていた僕の成功率(チャットを送った中で実際に会うことが出来た割合)も、5%程度だからです。

今回の記事は、出会い系の利用を推奨するのが目的ではない(むしろ逆)ので、細かいテクニックなどを詳しく書くことはしませんが、僕が用いていた戦略を少し紹介します。

度重なる失敗の中で、数少ない自身の成功体験を分析した結果、ほぼ全てにおいて「2日で質問、2日で電話、3日で約束」というパターンが存在していることがわかりました。

どういうことかというと、

最初の2日間は、相手に自分を紹介するフェーズです。

ここでの目標が相手から質問をしてもらうこと、自身に興味を持ってもらうことです。

出会い系でのチャットは男と女の1vs1ではなく女1に対して、男50以上もあり得るほど女性優位な環境なので、とにかく差別化を図らなければ簡単に既読無視、あるいはブロックされてしまいます。

しかし、本当に大事なのは、「差別化は奇抜化ではない」ということです。僕は別段変な振る舞いや、常に面白い発言を心がけていたわけではありません、むしろガツガツいかないで、知人くらいの距離感を保つようにしていました。

なぜなら、出会い系を利用している男性の大半は身体目的なのに対し、女性はそのほとんどが暇つぶしまたは友人・恋人関係を目的にしています。(体感では9割以上)

そういう環境では、出会い系を利用している女性は男性からのギラギラしたアプローチに辟易しているか、身体目的を警戒している場合がほとんどで、そうした女性に有効だと思われたのは、男性らしさを見せないことだったからです。

上の分析に基づいて、この最初の2日間は、「かわいい」「彼氏いる?」などのワードは極力避け、次のステップのために、自分の紹介をしながら趣味や居住地、仕事内容(または大学の専攻)などの情報収集をしつつ、トレーニングをしていました。

トレーニングというのは、相手の趣味と合わせるための訓練で、例えば相手が××というアーティストが好きなら、そのアーティストの情報と、ファンに人気の曲を調べて頭にインプットする作業を指します。

「共通の趣味は見つけるものではなく作るもの」というのが、僕の持論ですし、大抵の場合これは有効でした。そして大事なのは、知りすぎないこと、つまり相手に語る余地を与えることです。

人間、誰でも趣味について語るのは楽しいものですし、女性は特に「語り」を好む傾向にあります。こちらからは「語る機会」を与えるだけで、面白い発言をしなくても「この人と話してると楽しい」と相手が思えればそれで十分でした。

また、上の話とも関連するのですが基本的に自分を紹介する際には、後出しじゃんけんが有効です。

僕は、相手の情報をある程度聞いた後に、その情報を元に「その女性のために最適化された自分」を作り、それを元に自己紹介をするようにしていました。出会い系での僕は、音楽が好きなバンドマンで、漫画やアニメが好きなオタクで、クラブが好きなパリピであり、才能はないけれど努力家であり、そして時に読書が好きな天才タイプでもありました。

勿論、ここまで徹底する必要はないとおもいますが、多少の嘘は成功率を上げるためのファクターになり得ます。

次の2日間では、相手と電話することを目標にしていました。

電話をすることも差別化を図る上では重要で、それは電話がチャットよりリアリティを持っていることに起因します。

相手の存在が文章以外すべてブラインドになっているチャットに比べて、声、息遣い、感情表現などが直接的に伝わる電話は、相手に「人間らしさ」を意識させます。

逆に言うと、チャットだけの関係では、奇妙に聞こえるかもしれませんが、相手が「人間とやりとりしている実感」を持っていないために、簡単にブロックされてしまうのです。

では、最初から電話をすれば良いのではないか、と思うかもしれませんが、そういうわけにもいきません。なぜなら、電話が、非常に扱いの難しいツールだからです。

電話はチャットと違い、空白の時間を許容してくれません。また、チャットでも電話でも、「序盤は基本的に女性はマグロ」なので、相手の機嫌をとり、1つの話題を広げながら更に頭の中で相手の興味に触れそうな新しい話題を考えなければなりません。

相手の興味がある話題(盛り上がる話題)をほとんど相手の情報がない状態でいくつも考えるのは不可能に近いですし、かといって話題を途切れさせ沈黙を作るとその時点で「話が面白くない人」だと思われてしまいます。

「話が面白くない人」というのは出会い系において最低評価を意味し、一度このイメージを持たれるとリカバリーはまずできません。

逆に、電話をするまでにあまりに長い時間をかけ、相手の情報を知りすぎてしまうと今度は電話をしても「知っている」ことばかりになってしまい、うまくいかないことがほとんどでした。

そのような理由から、ベストなタイミングは3〜4日あたりだと結論づけました。

とにかく、チャットでも、電話においても最初の「マグロ状態」が一番苦労しますし、最も難しい所ですが、ここを乗り越えるとその後は割とスムーズに進められます。

僕の経験では、初回の電話を成功させた人とは8割以上数週間以内に会えていますし、電話をした女性のドタキャンもほぼ0だったので、電話はバーチャルとリアル、すなわちチャットと実際に会うまでのクッションのような役割を果たしており、個人的にはほぼ必須だと考えています。

ちなみに、声は少し低いほうが女性の好感は上がりますが、高い人もそれを逆手にとって話のネタにすれば大丈夫です、僕も声が高いのをよく電話のつかみに使っていました。

そして、最後の3日間で、会う約束を取り付けます。ここでの約束は、そこまでしっかりしたものでなくて大丈夫ですが、確実に「何をするか」と「いつ頃会うか」は決めておいたほうがいいと思います。

何をするかはそこまで重要ではありませんが、とにかく不自然な誘い方にならないように注意すべきです。唐突に相手を遊びに誘うのではなく、例えば音楽の話をしているなら「カラオケ、ライブ」、スポーツの話をしているなら「スポーツ観戦、ボウリング」など、その話題に適した内容で誘い方をするべきですし、裏返せば、誘いやすい話題に自分から相手を誘導してしまえばいいのです。

不自然な誘い方でせっかく心を許してくれていた相手に警戒されてしまえば最後、これまでの努力が全て無に帰ってしまうので、とにかく詰めまで徹底して慎重に、万全を期していました。

いつ頃会うか、については基本的に2、3週間後を指定することが多かったです。この辺りがお互いの予定を調整しやすいという事情と、あまり近すぎると警戒されてしまうのを、逆にあまり空きすぎるとその空白の間に相手の熱が冷めてしまうことを危惧していました。

ちなみに、経験上では、「そのうちね」という返答はノーと同意で、「来月以降」も然りでした。また、断られたとき、出会い系の場合は基本的に何度繰り返してもOKは貰えないのでさっぱり諦めるべきだと思います。

というのも、とにかく、出会い系を続けていくためにはドライであることが大事だからです。

上に挙げたサイクルが1週間なのも、効率を重視した結果です。

会える女性は1週間で会えますし、会えない女性は何日かけても会えないと思っています。もちろん、何週間もかけて熱心に相手をすれば心を開いてくれる女性もいるでしょうが、そこまで時間をかけて得られる見返りが、出会い系にはありません。

割り切る、と言い換えてもいいかもしれませんが、いくら可愛くても上手く行かなそうだと思ったら早めに撤退をし、一人の女性に熱を入れすぎないほうがいいです。

どんなに上手くいってるように思えても、突然ブロックされたり、ドタキャンされたり、いきなり「彼氏ができたor実はいる」ことを宣告されたりと、シビアな現実をつきつけられることも少なからずありますし、その度にショックを受けていては身が持ちません。

バーチャルとリアルの話をしましたが、僕は「自分はバーチャル、相手はリアルな感覚」を持ち、持たせ続けることを心がけていました。これが、僕が出会い系をあくまで恋愛「ゲーム」だと言う所以です。

そこの割り切りができない人は、出会い系は向いてないと思いますし、本当の恋愛を求めている人には勧められません。所詮、ゲームは、ゲームですから。

 

6.出会い系を利用する「女性」とは

上の方で男女の「出会い系」への意識の違いなども書いたので、出会い系を利用する人についても少し触れます。

出会い系を利用している男性は、やはり普通じゃない、おそらく9割以上が身体目的ですし、何処か壊れた人が大半で、中には(稀だとは思いますが)自分の性器の画像を送りつける猛者もいたそうです。

一方で、女性はむしろ普通、勿論個人で幅はあるとはいえ、正常の範囲内で左右するだけで、見渡せばどこにでもいそうな人ばかりでした。

僕が出会ってきた女性たちも、性に強い好奇心を抱いているわけでもなく、恋愛中毒でもない、普通の恋愛をして普通に生きていきたいと望んでいる女性が大多数です。

そして、恋愛はしたいけれどなかなか出会いの場がなく、なにより消極的で自分に自信のない人が多かったです。

この出会い系を利用しているのに「消極的」というのは一見矛盾しているように思えるかもしれません。

しかし、これが出会い系の実情で、出会い系の女性にマグロが多い要因でもあります。

恋愛はしたいけれど、出会える環境がなく、自分から出会いを探すやる気や自信もない、だからこそ出会い系に登録し、ひたすら待ち続けます。出会い系は何もせずぼんやりしているだけでも、気づけば男性から多くのアプローチメッセージがくるからです。

チャットから始める関係は希薄で、嫌になればブロックができ何のしがらみもなく終わることができます。

ほぼどんな女性でもチヤホヤされ、気を使ってもらえます。まさに、出会い系は対人関係が苦手で消極的な女性にとっては最適な場所だと言えます。

つまり、出会い系は言い換えると「肉食男子×草食女子」のマッチングサービスに他ならないのです。

もしあなたが出会い系を利用している女性で、普通の恋愛相手を探したいと思っているならおそらくそれは不可能ですが、一応、肉食男子避けになる方法があります。

それは、少なくともチャットを始めて1カ月の間は顔写真を相手に送らないことです。

この作戦は少なからず有効で、おそらくこれに耐えられる、身体目的の男性はほとんどいません。

何故ならどのような体裁を繕っていたとしても、出会い系を利用する男の本音は「そこそこ可愛い子とサクッとあってヤりたい」がほとんどだからです。

これを使えば、身体目的の男性を排除して、ごくわずかの真剣な出会いを探している男性に会う可能性を高めることができますが、それでも出会い系にはリスクが伴うので、あまりお勧めはできません。

 

7.出会い系で得たもの、失ったもの

ここからは、もう少し内面的な話や、「何故出会い系をやめたのか」というところに踏み込んで書いていきます。

とにかく、当時の僕は自己承認欲求の塊のような人間、簡単に言えば「モテたくてしょうがない」人間でした。

人生で初めて都会で一人暮らしを始め、ファッションに目覚め、童貞も卒業し、まさに押せ押せの日々。

そこに、前述した通り、友人に紹介され、軽い気持ちでアプリをインストールしたのをきっかけに、その後、ビギナーズラックとも言える成功体験を得て、その経験が僕を出会い系中毒へと引き込んでいきます。

都会であれば1日に何十人もの女性と知り合うことができ、失敗しても誰かに知られるわけでもない出会い系は、時間さえあれば何度でも引けるくじ引きのようなもので、またはずれでも何のリスクもない、ある意味、引けば引くほど得するくじ引きでした。

そう信じて何度も何度も友達追加しては送るを繰り返す日々、成功率が低いからこそ成功した時の達成感は病みつきです。しばらくして僕は、ただSEXすることが目的ではなく、自分が相手に愛されSEXを受け入れてもらうまでの過程を楽しみに出会い系をするようになっていました。

この、自己承認欲求を満たしたいだけの自慰的行為は風俗では買えない、出会い系だからこそ、相手がかけ値なしの素人であるからこそできる経験でした。

何人もの女性とSEXするうちに、僕は自信をつけていきました。「多くの女性に愛される実感」を得て、また何人もの女性と会話するうちに、女性の感情の機微を察知しやすくなり、何か自分が愛を証明することができたかのような錯覚をしていたのです。

今考えると、何百人のうちの、たった数パーセントの人にしか愛されなかったくせに、何を言っているのだと思いますが、当時は有頂天で、そんな事実を気にしたことはありませんでした。

しばらくして出会い系と関係なく知り合った、その頃本当に好きだった彼氏持ちの女性に、もう会えないと言われた僕は、更にのめり込んでいきます。

この時期は、完全に出会い系が僕の心を落ち着かせるドラッグでした。

7、8人と同時に連絡をとっているのは当たり前、ひどい時は1日に4人の女性と体を重ねることもありました。

とにかく、SEX中毒ではなく、SEXまで持ち込む、その駆け引きと達成感の虜だったのです。

勿論、女性を無理やり襲ったことはありませんし、お金で買ったこともありません。

僕にとってメインはあくまでもそのゲームで、SEXはゲームを盛り上げてくれる成功報酬でしかありませんでした。

そうして、出会い系は、僕に間違った自信と、わずかばかりの平穏、そして快楽を与えてくれました。

ある日、転機が訪れました。前述した、好きだった女性から半年ぶりにメッセージが来て、もう一度会えないかと言われたのです。

心臓が跳ねました。勿論、一も二もなくOKし、合う日程を決めました。まだ彼氏と付き合ってはいるらしいのですが、僕も、あの頃の自分とは違う、もう一度会えば上手くいく、自信も、勝算もありました。

そして、実際、上手くいきました。結果として、その子は彼氏と別れ、僕と付き合うことになり、僕も当然出会い系を全てやめ、その当時連絡をしていた女性たちとも連絡を絶つことにしました。こうして二人は幸せに暮らしました、めでたしめでたし。

というわけもなく、むしろ全くうまくいきませんでした。

たしかに、出会い系を始めてから女性の考えていることがわかるようになり、何度もデートを重ね、相手の機微を受け取りながら彼女たちを楽しませてきた自負がありました。

しかし、それはあくまで上辺だけの関係で、そこには愛も思いやりもありません。僕が今までしてきた行為は全て自己本位のもので、そこに相手など存在していなかったのです。

僕の恋は、ひたすら空回りを続けました。愛しているのに、愛しているはずなのに、それがうまく表現できず、相手を不安にさせるばかり。どうでもいい女性をあれだけ喜ばせてきた人間が、本当に好きな女性1人喜ばせることができないなんて、とんだ笑い話ですよね。

うまくいかないデートがもどかしく、彼女の身体を求めすぎて、泣かせてしまうこともありました。

そして、たったひと月で終わりが来ました。

彼女はそれでも僕をわかろうとしてくれましたし、隠している話もして欲しいと僕に言い、僕は彼女なら全て受け入れてくれると甘い幻想を抱いて、出会い系での話をしてしまいました。

しかし、彼女は純粋で、純粋すぎて、その事実に耐えられるほど穢れを知らなかったのです。

別れを告げられた際、彼女は何度も「君は悪くないから」と言ってくれました。

ですが、これは僕の罪に対する罰。何人もの女性をゲーム感覚でもてあそび、簡単に捨ててきた僕の、許されざる罪。僕は、出会い系にのめり込むうちに、本当の恋の仕方を忘れ、その結果、簡単に大切な人を失ってしまったのです。

それから、数ヶ月、僕はただ空虚でした。あれほどハマっていた出会い系も開くたびに喪失感を覚え、誰かを好きになろうとしても過去がフラッシュバックして、好きになりきれず、それが相手に伝わって振られてしまう。

出会い系で築いてきた自信は砂上の楼閣のようにもろく崩れさり、ただ後悔だけが胸を刺します。そして、僕は出会い系をやめました。

 

8.今の僕と、出会い系を始めたい皆さんへ

今の僕は、それなりに平穏な生活をしています。

遠距離ですが、付き合っている女性もいますし、浮気もせず、もちろん出会い系もやっていません。

今後やる予定も……おそらくないですし、やるとしてもpairsやゼクシィ縁結びのような真面目な婚活系のSNSだと思います。

余談ですがこの2つ、利用者からの評判も上々でいい恋愛が出来ると聞いているので、女性の方にもオススメです。(ステマではないです)

出会い系をはじめて、僕の人生は大きく変わりました。たくさんの女性に出会い、体を重ね、裏切り、時に裏切られ、様々な考え方に触れました。

それら全てが無意味で無価値な時間だったとは思いませんし、ある意味、自分自身を成長させてくれたとも思っています。

ですが、出会い系は誰も幸せにしてはくれません。相手を傷つけ、自分を苦しめ、やがて、苦しまないために壊れていきます。

僕も何人もの女性を傷つけ、そしてその事実に心が痛まなくなるくらいには壊れていましたし、おそらく、好きだった女性がくれた半年ぶりのメッセージがなければ今も出会い系を続け、もっと壊れていたでしょう。

あの頃の僕は、自分の価値を、他人からの評価に委ねていました。

しかし、本当の人の価値というのは、異性にどれだけ好かれただとか、どれだけの人とHをしただとか、そんな単純な値で測れるようなものではなく、むしろどれだけ相手と真剣に向き合えたか、どれだけ相手のことを心から思いやれたか、そういうもので決まるのではないでしょうか。それは、もちろん、自分自身に対しても。

僕は過去の自分を正当化するつもりはありません。

たとえどんな境遇であったとしても、多くの女性を傷つけ悲しませた事実に対して今は激しく後悔していますし、その罪滅ぼしの意味も含めて、この記事を書きました。

出会い系に興味を持っている皆さんへ、もしこの記事が、少しでもあなたの助けになれば幸いです。

 

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